2018年/12月/17日

施設変われば仕事も変わる。それぞれの介護職の働き方。

介護業界には高齢者の状況に合わせた様々な内容のサービスがある。
24時間体制で介護や看護が必要な高齢者が入所する特別養護老人ホームでは、日勤と夜勤のスタッフが交代で勤務をし、いつでも世話ができる体制が整っている。
提供サービスも入浴介助や排泄介助などの身体介助がメインとなる。
しかし、特別養護老人ホームが提供しているサービスは、高齢化が進む日本社会では非常に重要なものであるがいくつかの問題も抱えている。

一つは、特別養護老人ホームへの入所費用である。
低価格でサービスが充実しているため、入所待ち状態の施設がいくつもあるのだ。
人気の施設の場合、100人以上の待機人数を抱えている場合もあり、その期間は数ヶ月待ちから施設によっては数年待ちになることもある。
もう一つの問題は、現場スタッフの数が足りていないということだ。
特別養護老人ホームでの仕事内容は、身体介助の中でも最も肉体的負担が大きいと言われる入浴介助などがメインとなる。
大柄の高齢者の入浴介助をする際にかかる腰への負担は相当なもので、毎日そのような仕事を続けることで慢性的な腰痛になってしまうことがある。

また、勤務時間も日勤と夜勤とがあり、生活のペースを崩して体調不良を訴えるスタッフも少なくない。
このような仕事内容に加えて、介護業界は給料面での待遇の改善も進んでおらず退職者が後を絶たないという現状がある。
全国各地の施設の数を充実させ、安定した人材の確保を達成させることで、高齢者が安心してサービスを利用できる環境を整えなければならない。